京提灯の特徴は「地張り式」であること。
「地張り式」は、一般的な提灯の製法である「巻骨式」に比べ、大変な時間と手間ひまがかかるため、
近年、提灯屋や職人の数が減少し、その製法は、京都でも数社が受け継ぐのみとなってしまいました。
小嶋商店は、「京・地張り提灯」にこだわり、「京・地張り提灯」を専門に製造している提灯屋です。


全ての行程を手作りで行います。
竹を薄く割って作った、「平骨」という提灯の骨を一
本ずつ輪にし、何本もの糸でがっちりと結んで固定。
そうして出来た提灯の骨格に和紙を貼るという、京都独
自の地張り製法です。

通常の提灯よりも、骨太で厚い和紙を貼れるから丈夫。
和紙の素材感がよりいっそう強調され、独特の風合いに
仕上がります。

非常に、時間と手間ひまがかかるため、大量生産は出来
ませんが、骨の一本一本、素材の選定まで、職人が隅々
まで気配りをして手で作る提灯です。



小嶋商店では、ビニール提灯は取り扱っておりません。

提灯の素材は、100%竹と和紙。
素材感が強調される地張り提灯に最も適した素材です。
竹は、京都・亀岡産の破竹。そのなかでも、提灯作りに
適したものを職人が目と手触りで選びます。和紙は、手
透きから柄入りまで様々な和紙を用意し、提灯の形状、
サイズに最も適したものを厳選して使用しています。
いい素材を選ぶこと。小嶋商店のこだわりです。


効率化や大量生産が求められる現代では、京・地張り提灯は、あまりにも時間と労力がかかり、
減少の一途をたどっています。
頑丈で長持ちな地張り提灯のある、祭り・店先、作る職人の姿・技。小嶋商店が未来に届けたい風景です。
小嶋商店は、次の時代にも、その美しい風景を残すため、京・地張り提灯にこだわった提灯作りをしてゆきます。


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