地張り提灯の骨格である「平骨」を作る作業です。まずは竹を選ぶ作業から。
ほどよい水分と繊維の細やかさ・しなりを見て、提灯作りに適した竹を選びます。
一本の竹を作る提灯のサイズに合わせて割り、鉈で細かく割ってゆき完成。
平骨は、通常の提灯の骨よりも大分太くなります。地張り提灯の特徴であり丈夫さの源です。

平骨を、麻糸でがっちりと固定して行く、強度を強める行程です。
作った平骨を木型にはめ込み、平骨、一本、一本、全てに麻糸を縦へしっかり結んでゆきます。
「糸つり」を行うことで、一本の竹ひごをらせん状に巻いて作る「巻骨式」に比べ、
非常に丈夫になり、竹と和紙の陰影や素材感が際立ちます。

霧吹きで湿らせた和紙を糊付けし、提灯の骨格に貼ってゆきます。
突っ張りすぎず、緩みすぎず、良い風合いになるよう丁寧に。
経験と感性が非常に重要な行程。
地張り提灯は、通常よりも厚い和紙を貼れるのが特徴です。

お客様からの、見本やイメージを聞き取りし、その通りに筆で描きます。
提灯の縦と横のラインを見ながら、バランスが崩れぬよう、全体を把握しながら描いてゆきます。
描くものは、漢字・ロゴマーク・図柄など、様々です。
集中力と根気、全体を見渡すバランス感覚が必要な行程です。

道具をつけて完成。
様々なお祭りや神社仏閣・お店などに出荷します。
京・地張り提灯は、非常に長持ち。メンテナンスを十分に行い、大切に使って頂ければ10年は持つと言われています。大切に使って頂いているのを見るのが、私たちの何よりの楽しみです。

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